スペインで、キリスト像修復。雪男みたいに

旅行記

こんにちは。スタジャ!です。

【キリスト画】おばあさんが勝手に修復した教会の壁画が人気爆発 → 「元に戻さないで」と2万人が署名

 

 

スペインで80代の女性が教会の壁画を勝手に修復し、描かれていたキリスト像が全く別モノになってしまうという事件が起きた。ロケットニュース24でもお伝えしたが、この事件は「史上最悪の修復劇」と呼ばれ世界中で話題となった。

ソースのリンク貼っておきます。→http://rocketnews24.com/2012/08/27/243484/

おぉ、おばーちゃん、なんてことだ~!

しかし、この事態、ものすごーくわかる。

フィレンツェ大に通っていた川原だが、できた友達はみーんな田舎から出てきた人たちだった。

なぜか?

それは大学の寮に住んでいたから。基本的に大学の寮っていうのは親元を離れて遠くからきている人が住める権利がある。(フィレンツェは都会だから、「遠く」とは必然的に田舎から出てきている人たちということになる。)

で、夏休み、親しくなった友人の家に遊びに行く機会が何度もあったが、基本的に田舎の人は宗教心が厚い。

そして、イタリアのことだから、どの町に行っても修復すべき美術品はたくさんある。

し・か・し・である・・・

北イタリアを中心とした都会では修復は理論を伴った学問として確立されているのに対して、南イタリアの片田舎では、修復王国イタリアといえども、まだまだそのような考えが定着していない。

過去の芸術家、否、一人の人間がその当時の土壌、風俗のなかで残した文化遺産を保護・・・なんという今日的学問思考をはない。

あるのは、熱烈な宗教心。

「あら、主キリスト像が剥げかかっている。かわいそう~~。私がどうにか助けてあげるわ~!」

みたいな、心からの善意の心で絵筆をとったに違いない。

時間が経つと、どのようなものも朽ちてくる。フィレンツェをはじめとする北部の町々では、古色を活かした修復の方法がとられるが、基本、田舎の人たちが好む修復の仕方というのは、綺麗さっぱり塗り直す修復の仕方だ。

南イタリアを散策中、外見から「お、14世紀に建てられた教会か!さぞかし中は薄暗く厳粛な雰囲気が漂っているんだろうなぁ」と思って入ってみると、内部は、日本の結婚式場か!?と思ってしまうかのような、汚れ1つない真っ白なデコレーションケーキのような漆喰で塗り固められた残念な聖堂をたくさん見てきた。

このおばーちゃん、周りの人たちにもう触るなと修復を妨げられたというが、まだまだ手を加えたいようだ。

うーん、まだまだやる気か~~!

 

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