『イタリアの街ガイド』第4回 ローマ ヴィッラ・アドリアーナ

イタリアの街ガイド

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イタリア旅行コラム『イタリアの街ガイド』 ローマ ヴィッラ・アドリアーナ

世界遺産 ヴィッラ・アドリアーナ は、ローマから電車で1時間程の町ティーヴォリに位置する古代遺跡。青い空と、木々の緑、そして石造りの建物の融合が美しい。

 

 

古代の地中海世界を一ヶ所に集約

イタリア語でヴィッラというのは「別荘」という意味。それに「ハドリアヌス帝の adriana」という形容詞が後ろについてVilla Adrianaは、「ハドリアヌス帝の別荘」という意味になる。

豊かな森に囲まれた上流階級の保養地のティーヴォリに、帝国領内の旅の中で見てきた、美しいモニュメントをこの場に一堂に再現しようと118年から138年に20年もの歳月をかけ建設したのがこのヴィッラ。

政治より美術、建築、文学、天文学、旅を愛した皇帝ハドリアヌス自身の意見が多く取り入れられ設計されたと言われている。古代の地中海世界を一ヶ所に表したこの唯一無比のヴィッラ・アドリアーナは、1999に世界遺産に登録された

 

皇帝の別荘はスケールがデカイ!!

別荘というと、いったいどれくらいの広さを思い浮かべるだろうか?皇帝の別荘は、スケールがケタ違い。なんと120ヘクタール(東京ドーム約92個分)もある。

敷地内には、劇場、浴場、競技場、図書館などが建てられ、当時は、この広い敷地内には、多くの彫像やモザイクで飾られていた。以下、代表的なモニュメントを個々を詳しく見てみよう。

■浴場

大浴場と小浴場との2つがあるが、小さいほうが皇帝の家族や重要な客用のもの。大浴場と比べ装飾が細かい。大浴場は保存状態がよく、見ごたえがある

■ポイキレ(Pecile)

ポイキレ 再現模型 チケット売り場で撮影

ポイキレの中庭の池

アテネの政治と文化の中心であったストア・ポイキレ(彩色回廊)を模した施設。4階建ての施設で、別荘内でも広い面積を占める。かつて周辺を取り囲んでいた壁の一部が残っているがその規模は圧巻。

 

■海の劇場(Teatro marittimo)


運河に囲まれた円形の島の中に館がある。皇帝ハドリアヌスは、自分が一人になりたいときに、取り外し可能な橋を取り外し、皇帝という職務から離れ、瞑想にふけっていた場所だった。

 

■カノプス(Canopo)

 

 

ヴィッラ・アドリアーナでもっとも美しい建築物で、ルネサンス時代からその美しさが称えられている。エジプトのアレキサンドリアを模したものと言われるが、ギリシャやローマ建築に特徴的なドームやアーチを多用している。楕円の水辺に映る連なったアーチと彫刻が美しい。

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古代ローマの建物というと、ローマ市内に残されているものや、ポンペイの遺跡が有名だが、都市として作られたものはレンガや石で完璧に整備され、少し息苦しさを感じる。

自然の中のローマ遺跡というテーマは、理想風景として多く描かれてきたが、ヴィッラ・アドリアーナは、まさに「自然と廃墟が融合した奥ゆかしさ」を感じさせる。

 

■■   Access   ■■■■■

ヴィッラ・アドリアーナ
Villa Adriana

時間 季節により時間帯が異なるが、基本的に8:30~17:00。
料金 €10

毎月第1日曜日:入場無料
3月8日:世界女性Day 女性の入場無料

 

ローマからティヴォリに行くには地下鉄を使うのが楽ちん。

地下鉄B線Metro Bの終点ひとつ手前のポンテ・マンモーロ駅P.TE MAMMOLOから、COTRAL社のプレネスティーナPrenestina行きのバスに乗車すると、遺跡から300m手前で下車できる。

 

 

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