コロナバブル崩壊のトリガー 米10年債 金利1.5% 危険!

04/20/2021

こんにちは、すたじゃ!です。
資産運用で、ちょっとVIPな旅行や、住宅ローンの返済をしようと頑張っている3人家族のパパです。

2021年2月末に株価が急落。
マイナス6%でトレーリングストップをかけており、自動売却されてしまいました。

【参考】:【2021年 2月 末】 月末資産 【779万→770万 (▲9万円)】

これにて、このコロナバブル相場から、強制退場です。
再び、株式市場に参戦するかどうか、現在のコロナバブルと金利の関係から考えてみます。

 

2月末 株式市場暴落 株式と債券の関係

2月25日に米国のマーケットに混乱が起きたニュースです。

2021 0226 10年債1.6%

 

金利上昇懸念で株価が下落しました。これを理解するには、まず債券というものを理解しなければならないようです。

・債券についてワンポイント解説。
みんなの株式:23.金利と株価との関係
【感想】
本当に、短く解説したサイト。
長期金利が下落すると株価は上昇し、上昇すると株価は下落することを図入りで説明しています。

 

・金利が上がると国債価格が下がる理由は下記を参照しました。
日経ビジネス:国債と金利の関係を整理する

【感想】
金利が上がれば国債価格は下がる。それはわかった。
これは、経済の話ではなく、償還金の額は固定だから、利率を計算する際、分母が大きくなれば、当然求められる数値(金利)は小さくなる。

現在の100円の価値と10年後の100円の価値は異なり、現在のほうが価値が高いとあります。
→これも、「運用していたら」という言葉を補ってやると理解できました(当たっているか不明ですが)
つまり10年後貰える100円は、(10年運用しつづけていて)ようやく100円に到達するわけだから、運用し始めたときは、100円より少額である、と理解。

そう考えると確かに「10年経たずとも(すでに)100円の価値がある、現在の100円のほうが価値がある」

このサイトは、債券についてのお勉強サイトとしては役に立つ。ただ、我々は学者じゃない。とくに「現在の100円」が「10年後の100円」より価値があるということを理解したところで、実際にお金儲けにが役に立つの?って思いました。

 

・債券と株式の違いについて説明しているサイト。
債券とは?国債など種類についても解説!

【感想】
一言でいえば、債券は国などにお金を貸し、元本保証+利子ありローリスクローリターンの投資。
株と違い貰える金額が決まった定期貯金みたいなものです(笑)

反対に、株式は元本保証なしのミドルリスク、比較的ハイリターンの投資です。

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ユキヤ

債券投資は、安定して良いように思えるけど、逆にどんなに世の中の景気が良くても、最初に決められた額しか将来返ってこないのがデメリット。
例えば100万円の運用資金があり、10年国債を買ってしまうと、10年間、他に良い投資先があっても100万円の投資機会を失ってしまうとも言えます。

金利の上下の特徴
景気が悪い→(設備投資などのため)お金を借りる企業が少ない→お金を借りて欲しいので金利が下げる。
景気が良い→お金を借りる企業が多い→みんなが借りたがるので、金利を上げても借りてくれる=金利が上がる。

まったく株式市場と同じですね。
ようするに、人気が高いから多少、プレミア(金利)がついても皆が借りるのです。

 

2月末に市場で起きたこと 結論

2月末に起こったのは、まさに、ワクチンが普及し、コロナが収束したあと景気が良くなり、その期待から米10年国債利回りが上昇し、株式市場から債券市場に資金が流入したのです。

でも、このコロナバブルの要因について、ここまでは、よく言われている話です。なんというか学問的・・・

経済の仕組みを理解することと、実際に稼ぐための行動は違います

今、我々、個人投資家は、自分の資産を守るために、どんなアクションを起こせばよいのでしょうか?

 

コロナバブル崩壊 情報収集

さて、コロナバブルは、金利が上昇すると崩壊すると言われておりますが、それでは、具体的に何パーセントになればバブル崩壊になるか不明です。

そこでググってみました。

するとこんな記事を見つけました。森卓氏 バブル崩壊観念的

NEWSポストセブン2/27 森永卓郎が予言「株価バブルは3~5月に崩壊する。危険な指標ときっかけは……」

 

データは示すが、でも結局は、いつなのか?明確な回答を避けるような手法

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ユキヤ

南海沖地震についての記事みたい・・・

「シラーPER」という指標の「25倍」を超えるとバブルは崩壊するというが、いや、崩壊してないじゃん。てことは、他に理由があるんじゃないの?と思います。

僕が欲しいのは、こんな観念的な指摘じゃなくて、自分の次のアクションに役立つ、もっとはっきりとした情報です。

 

 

S&Pの利回り1.5%が重要!

もっと、判断の材料となる有用な記事ないかなーと探していたところ、「なるほど!」という記事を見つけました。

時事通信 2月26日 1.6%

時事通信:金利上昇でなぜ株安? 安全資産に資金移動―ニュースQ&A

この記事で核心的なことが書いてありました。

金利上昇の背景には、新型コロナウイルスのワクチンが普及して経済が正常化し、景気が回復するとの期待がある。金利の上昇で投資家は、値下がりリスクがある株式よりも、元本が保証される米国債に投資して利息を得た方が安全だと考えるようになり、株から債券に資金が移りやすくなる

機関投資家が重視する米株価指数S&P500種の配当利回りは1.5%程度。これを米長期金利が上回り、株を売る動きが加速した。

 

なんと、S&P500の配当利回りとの関係が重要なのか!!調べてみると、3/3時点での米10年国債利回りは、1.4%!
2月末は、FRBパウエル議長が利上げをしないという発言をしたため市場が落ち着いたけど、この発言がなかったら株式市場は暴落してしまうところだった。

で、現在も、米10年国債利回りは、1.4%。これが0.1ポイントでも上がるとレッドライン。

 

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ユキヤ

え、今、ほぼほぼ、レッドラインじゃないか!
パウエル発言の後、売られたVGTの値が戻ったので、「ちくしょー、また一時的なことで売られてしまいもったいない!」って思い、市場に再参戦しようと思っていたけど、危険すぎる。

前述の森卓氏の記事では、アメリカの長期金利の利回りが2%では黄色信号と書いてあるが、それは、あまりに楽観的すぎると思う。元本保証の国債の長期金利が2%なら、S&Pから国債に乗り換える人が多いでしょう。

 

ちょっと、しばらく株式に再投資するのは、控えときますわ。

 

※コロナ禍の株取引は不安しかありません。
実体経済が傷つき、本来であれば「下げる理由しか思いつかない」のに株価は好調。
トレールストップがなければ、本当に気味が悪くて家のお金」を運用する気にはならなかったです。
万が一の暴落時にはトレールストップがあるから、安心してコロナ相場に乗っていけます。

2020年2月の新型コロナウィルス蔓延による、株価暴落の際も救われた実績があります
米国株で、リスクをコントロールしようとおもうと、マネックス証券一択です。

 

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