イタリア新婚旅行 3日目 フィレンツェ①
こんにちは。すたじゃ!です。
イタリア新婚旅行紀 3日目 フィレンツェ① のブログです。
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3日目午前中 特急移動 ローマ⇒フィレンツェ
事件その1
ローマ出発の日。朝9:00くらいにホテルからTermini駅に地下鉄で向かっていたら、通勤の満員電車に紛れてジプシーのスリ未遂にあった。
まず地下鉄の車両に乗ろうとしたら、Attenzione ai zingari!(ジプシーに気をつけろ!)と、イタリア人が叫ぶ声。
「いやいや、この差別主義者め。ジプシーだけが盗みをするわけじゃなく、イタリア人だってするだろう!」と、この警告を甘く捉えていた。
ちなみにジンガリ(ジプシー)とはロマ族の人のこと。イタリアにはルーマニアから国境を越えて入ってきて、一般的にスリをして生計を立てている。よくイタリアの街中で、ピンクとかエメラルドグリーンとかの民族衣装を着て、多くは子供連れの、ちょっと小汚い人達が歩いているのを見ることができる。

イタリアに住んでいたので、イタリア人のファッションとジプシーは見分けられる。
自分たちのそばに、ジプシーと思われる人はいないので安心していたが、ふと、お尻のポケットがサワサワとするのを感じた。後ろポケットに折り畳み財布を入れていた。
財布は折り畳み式だから厚みがあり、なかなか抜けないのは分かっていたから後ろポケットに入れていたのだ。
たしかに抜けずらく、左右にクイクイさせながら上にゆっくり抜かれていく感じ。
ちょっと、まてっ!とお尻の財布を押えた。手で押えたら、それ以上なにもなく終了。
イタリア語の分からない嫁さんは、もちろん、イタリア語で Attenzione ai zingari!(ジプシーに気をつけろ!)と言われても分からない。
だから「スリがいるから気を付けてね」と声をかけたら、「やばい、バックのファスナーが半分空いてる!」との話 (ノ゚ω゚)ノ*
幸い、その時点で自分の体の前にあった掛けバックに注意がいったので、ジプシーもファスナーを開けるのを諦めたみたいだ。
「ちょっとまて、近くにいるってことだけど、どこにいるんだ??」と見渡すと、電車が出発するベルの音。
さっきまで入口近くにいた3人組の小綺麗な高校生くらいの3人組の女の子たちが消えていた。
え、あの子たち、ジプシーだったの??どうみても通学中の普通のイタリア人の女の子たちと思ったけど・・・(ノ ̄□ ̄)ノ

後から教えてもらったが、最近のジプシーは、なかには、ファッション性もよく、可愛らしくなっている人もいるという。仲良し3人の女子高生だなーと思っていたのに、ちょっとショックであった。
事件その2
無事にTermini駅に着き、30分くらい電車が出発するまで、時間があったので、2階のカフェでゆっくりしていたら電車の発車時刻を勘違いしていて、電車を逃してしまった。
電車のチケットは、旅行当日、出発時刻に縛られたくなかったから、直前まで予約はしていなかった。
折角の個人旅行なのに、団体旅行みたいに集合時間など決められるのは嫌だったから。
でも、よくよく考えたら、特急列車は、全席指定なので、予約ができなければ乗ることができない。
過去、そういう感じで挑んで、当日は、もう席がなく、鈍行列車で、2~3倍の時間をかけて目的地に移動したことを思い出し、予約しておこう!となった。
ところで、日本で、1週前に予約をしたのだが、これが想像以上に安かった!
Carta FrecciaというID登録をするだけで、半額くらいになるキャンペーンもある!これは僕がイタリアにいた時はなかったサービスなので、驚きであった。
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で、おバカな僕は、ビールを飲みリラックスしていて、電車に乗る時間を逃がし、この特典を失ってしまった。当日、券売機で購入したら、€98!
安さを追求して予約時、Super-Economyという「チケットの交換なし、払い戻しなし」のコースを選んでしまったので、電車を逃し7,900円ほどドブに捨ててしまう恰好になった。
個人旅行はスケジュール管理をしっかりしていないと痛い目に合うお手本。
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フィレンツェ到着(宿泊 Hotel Mario’s)
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ホテルは駅近くの3つ星ホテルを予約。ローマが酷すぎたので、マシに思えたけど、3つ星は30代のカップル、とくに新婚旅行で使うようなホテルじゃないなと改めて実感。
でもまあ、ローマに引き続き、フィレンツェもショッピングが目的で、ロマンチックさを求めていないので、評価としては、「まあまあ」。
部屋は、「まぁまぁ」だが、バスが狭すぎ。水が漏れるということはなかったけど、トイレに座ると壁に膝が当たるくらい w( ̄Д ̄;)wワオッ!!
このホテルにも歯ブラシが置いていない…
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午後 サント・スピリト地区で革ショップ巡り
嫁さんのお義母さんから、革の財布を買ってきてーというリクエストがあったので、革製品と言えば!というサント・スピリト地区にバスで移動。
Ponte VecchioからPitti宮に続く道には、たくさん革製品のお店がある。
ここで、お義母さんに頼まれ物のミッションクリア。明確な目標がなかったので、「こんな素材で・・・」、「こんな色で・・・」「こんな形で・・・」ということを次々と質問して店を渡り歩いた。
約10年振りに、本格的にイタリア語を使うことになった。人のためにイタリア語を使うと、「仕事ではほとんど使うことはないけど、まぁ、意味があったのかなぁ」と感慨深かった。
迷った挙句、ブランドの名があり、しっかりした作りの、GHERARDINIの黒い財布を購入。
サントスピリトでは、ほとんど露天がなく、店舗の中で革製品を売っている。お店の主もイタリア人がほとんど。
嫁さん自身のお土産は、こんなにしっかりした店のものでなくてもよいとのことで、あとの買い物は翌朝へ回すことにした。
翌日、フィレンツェの革の安さを知ることになる。
サント・スピリト⇒シニョーリア広場へ
ポンテ・ヴェッキオを渡って、シニョーリア広場の方向へ徒歩で移動。ポンテ・ヴェッキオでは金製品をたくさん売っているけど、金のアクセサリーって、なんか年寄り臭くて、軽ーくスルーして歩くことになった。
とりあえず、フィレンツェに来たのなら、シニョーリア広場でミケランジェロのダヴィデと記念写真を撮らないといけない!(これはコピーだけど)
そのまま、シニョーリア広場から大聖堂へ移動。近くから見ても、そんなに写真映えしない。
翌日、ミケランジェロ広場へ移動してフィレンツェらしさを体感した。
ディナー IL Contadino
まだフィレンツェには、もう一日いるから、T-Boneステーキはフィレンツェの最後の晩餐にとっておいて、本日は安くてうまい店を選んだ。
IL Contadinoは、大聖堂からサンタ・マリア・ノヴェッラの裏の地区にある。歩いて行ったのだが、遠い・・・ 足が疲れてしまった。タクシーを拾うべき!
⇒トラットリア イル コンタディーノ
この店は、ボリュームがあっておいしく、地元の人たちも通う店で有名。
レストランに入ると、なんだかんだで、一人5000円くらいになってしまうけど、この店では€13,50の定額制。
定額ディナー – € 13,50 (下記が含まれる)
・日替わりメニューからPrimoとSecondoの2皿を選択。
・付け合せ小皿(Contorno)
・500mlの水
・Coperto(パン・席チャージ)
ほんまかいな―と思っていたけど、確かに€13,50/人しか支払っていない。
ただ、名前が「IL Contadino =百姓」っていうのが、かなり微妙。
この意味は一緒に行く人には黙っておいた方がよいです(^∇^)アハハハハ!
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⇒トラットリア イル コンタディーノ
翌日は、フィレンツェで革製品を爆買いしました!
⇒次回 イタリア新婚旅行 4日目 フィレンツェ②
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