イタリア新婚旅行 8日目 ミラノ①
こんにちは。すたじゃ!です。
イタリア新婚旅行紀 8日目 ミラノ① のブログです。
▼自分でホテル航空券手配はコチラ!▼
8日目午前中 特急移動 ベネチア⇒ミラノ
さてさて、ついに居心地がよかったベネチアからミラノへ移動。新婚旅行も終盤です。
ホテルで最後のゆっくりとした食事をとって駅に移動。
特急電車Freccia Rossaに乗り込みミラノへ一直線。
途中「メストレ」という、ヴェネツィアに宿をとらない場合に、宿泊することが多い駅を通過。
きらびやかさもなんにもない、ごく普通の都市じゃないか・・・(-_-;)
ヴェネツィアの対岸にある都市だから、もっと活気あるお洒落な都市だと思っていた・・・
★ ベネチア⇒ミラノ 2人で€39.80!
イタリアの赤い特急Freccia Rossaを格安で乗れるCarta Frecciaを作ったおかげで、2時間25分の電車の旅が2人で€39.80(約5300円)!
これ、座席指定料など全て「コミコミ」の値段ですよー!
Carta Freccia を作って事前予約をするのは、必須です!!o(^O^*=*^O^)o
TrenitaliaのHPでチケットを予約する際、このCarta Frecciaの登録ができていないと、事前予約できません!
CartaFreccia を作って、お得にイタリアの都市を回りましょう!
⇒ イタリアの特急フレッチャロッサFreccia Rossaを大幅割引カード作成
宿泊先:★★★ ホテル ジーニアス ダウンタウン Hotel Genius Downtown
ホテルは、ミラノでの最大の目的「アウトレット」に行きやすい場所を選んだ。
1日目は午後着。2日目はずっとアウトレットで寝に帰るだけ。
ショッピングが目的で豪華さを望んでいなかった。
Cadorna駅から徒歩で7〜8分で近いのだけど、スーツケースを抱えて石畳をガラガラ引っ張るのは、結構、遠い。それにこういう時に、スリに狙われるわけだから、実際より時間が長く感じる。
入口はまぁまぁ。
フロントも狭いけど、小綺麗。
ヴェネツィアのホテルと比べてはダメだけど、やっぱり格が落ちる。
フロントの従業員は、本当に若い。大学生のアルバイトねって感じ。(実際、アルバイトだと思う)
とは言っても、別に失礼な態度とか、そういうのはないので、不都合はなかった。
部屋チェック!
ローマ、フィレンツェとも同じ三ツ星だったけど、このホテルは最近、改装されたのか新しい。
部屋を開けると、こんな感じ。
結構、広い。部屋のクオリティーは、日本の少し小綺麗なビジネスホテルっていう感じ。綺麗なのが嬉しい。
恒例のバス・トイレチェック!
うん、まぁ、キレイ! でも窓がないので、解放感がなく、暗いなぁ。
シャワーの水の量はちゃんと出るのだけど、ヘッドが固定式。ちょっと減点。
【参考 ヴェネツィアのホテルのバスルーム】
うーん、やはり三ツ星と四つ星ではかなり差がある。窓があると明るくて、清潔感もありますね。
歯ブラシセットは、・・・
分かってはいたけど無い!(^^)
評価としては、「中の上」。同じ三ツ星の中では一番上。
★★★ ホテル ジーニアス ダウンタウン▲ホテル ジーニアスの予約はここから▲
8日目午後 ミラノ観光 スフォルツァ城とお土産探し。
■スフォルツァ城
ホテルから歩いて10分くらいのところにある。かつてレオナルド・ダ・ヴィンチが宮廷画家として勤めていたスフォルツァ家のお城。中にある美術館に入らなければ、市民に開放されているので、写真撮影とお散歩。




基本、移民の人たちが中心に、路上で近づいてきて物を売ってくるが、要らんものばかり売ってくる。
ウザすぎるので、近づいてきただけで「No thank you」と言ってかわそうとするが、なんだかんだ話しかけてくる。いや、買う気ないし、僕らのする会話の中に急に入ってきて、話を途中で折られるため、だんだん腹が立ってきて、「No!!!!!!!!!」と、断り方も荒くなっていく。
そうすると、相手も人。まだ、ろくに迷惑(笑)もかけてないのに、近づいただけで「No!!!!!!!!!」と言われるものだから、文句を言ってくる。
一度、中国人観光客だと思われて、
“Everyone knows,you are trouble people in the world…"
(みんな知っているけど、おまえらは世界中でトラブルを起こす国民だけどな…)
なんて、捨て台詞を吐かれた。なんで、物売りに、こんなこと言われないとあかんのだ。
これはどうにかしないと、精神衛生上よくない。
■魔法の言葉 「昨日買ったよ!」
そこで思いついたセリフがこれ。
物売り:Selfie, €1? (自撮り棒、1€だよ。)
僕:Sorry I took it yesterday. (ゴメン、昨日買ったんだわ)
物売り:Oh, yesterday? So today? (えー、昨日? 今日は?)☚もう諦めてジョークを言うしかない。
僕:Noooooo! (笑いながらNoooooo!)
「昨日、買ったよ」で、他の奴に出し抜かれたと思い、もう、それ以上、しつこく言ってこない。(売れなかった自分がタッチの差で負けたとなるのだ)
とくに女性と一緒ににいると「男ならイタリアのロマンチックな場所で花を送れっ!」とばかり花売りが近づいてくる。
こんな時も「いや、昨日買ったんだわ、悪いね」というのは非常に有効だった。
その前は、なに?と言われたり、捨てセリフを吐かれたりしていたけど、この魔法のセリフを言うようになって、全くノーストレス。
なんだったら Have a good travel!なんて言ってくるようになりました(^_^)
とっても有効なので、ぜひお試しあれ。
午後、お土産探し
旅行最終日の明日は一日中アウトレットに行っているので、スーパーでお土産を買う時間はない。
空港なんかで買うより、よっぽど安くお土産が買っているので、絶対に市街で買うべき。
スーパーでKnorrのリゾット、クッキー、チョコレートのお土産をたくさん買い込みました。
一旦、ホテルに戻って荷物を置き、夕食に出発!よーし、今日の一番の目的、ミラノ風カツレツを食べにいこう!
ディナー L’Immagine Ristorante Bistrot
Trip Advisorで物凄く評価が高い店だし、サイトに載っているレストランの雰囲気の写真や料理を見て、ここしかない!と選んだレストラン。
ところで、ミラノ市街から、かなり遠い。バスで40分くらい。もうミラノと言っても、オシャレさも何にもない住宅地の中に、ぽつんと店があった。もうGoogle 先生がいなければ、たどり着かないのではないかな?と思うくらいの辺鄙な場所です。
中に入ると、洒落たレストラン。こんな雰囲気のよいレストランは、今回のイタリアの旅では初めてかな。
来ているお客は、言葉のアクセントから想像するに、アメリカ人のお金を持ってそうな上品なお客ばかり。Trip Advisorで物凄く外人から評価が高い店だからなぁと改めて思った。
さて、メニューを見てみる。
うーん、専門用語ばかりで分からん・・・(・Θ・;)
Tagliataってイタリア語の過去分詞で「切った」という意味だけど、日本語で説明する時、言葉に窮する。とりあえず、「切った肉ね」と説明。料理の専門用語を知らないので、これ以上、説明のしようがない・・・
Filetto(Fillet)ってなんすか? ∑(; ̄□ ̄A (ヒレ肉のことね。。。)
ミラノ風カツレツってイタリア語でなんていうんだー??。もういいや、店員を呼ぼ。
「料理の専門用語がよくわかんないので、スマホの写真で注文しますわ」
笑いながら注文。こういう時、Trip Advisorは本当に役立つ。
Trip Advisor ⇒L’Immagine Ristorante Bistrot
【本日のディナー】
・アンティパスト
薄切り牛肉のカルパッチョとルッコラとグラーナチーズ
・セコンド1
トスカーナのヒレ肉のタリアータと、ポルチーニ茸、ポテト、ルッコラの付合せ。
・セコンド2
ミラノ風カツレツ
すべて、「これ」「これ」って指差し注文しただけです(笑)
さて、一番苦手なオーダーが終わったところで、このテーブルに元々、置いてある食べ物が気になってきた。なんか色々と置いてある。
「これ食べていいんかな??」
ってか、食べてもいいんだろうけど、当然、食べたらお金払わないとあかんよね。
押し売りかぁーーーー( ̄Д ̄;;
店員に、恐るおそる聞いてみると、これはContornoとして自由に食べていいという。
え、マジか・・・そんな中華飯店みたいな気前のいい店、イタリアのレストランで入ったことないぞ。
って言っているうちに、ミートボールがテーブルに。
「え、なんかこれTrip Advisorの写真でみたけど、これ、頼んでいないんだけど」
「店からのサービスよ。もしよかったら、テーブルの乾燥トマトとパンと一緒に食べてみて♫」
え、マジすか・・・ こんなことがイタリアであるのか??
もう、いいや、ボッタくりでもしゃーねーなーと諦めて食べてみた。
「う、うまい・・・」
ミートボールも、ちゃんと、ひき肉の歯ごたえがあって、冷凍食品のものをボイルしたようなものではないです。
あっという間に、Contorno完食。これはアンティパストをオーダーする必要もなかったかなとも思いました。
と考えている間に料理が運ばれてきた。まずは、トスカーナのヒレ肉のタリアータ
次、アンティパストの牛のカルパッチョ。
おいおい、提供する順番が逆ではないか・・・
てか、セコンドのトスカーナのヒレ肉のタリアータが旨すぎて、薄味のアンティパストのカルパッチョを食べても、全く感動がない。これはこれで、最初に食べたら美味しかったのだろうけど。
とっても残念・・・
この「ヒレ肉のタリアータ」は、「トスカーナの」という形容詞が付いていたから、「えー、ミラノに来て、トスカーナかー・・・」って思っていたけど、そんなことどうでもよいくらいの旨さ。
いや、やっぱり焼いた牛肉はうまい!!!!!!!!!!!
テーブルの皿が片付けられて、ついにラスボスの、「ミラノ風カツレツ」登場!
どどーん。
でけーなー(●⌒∇⌒●)
とくにソースもなく塩味のまま食べてみる。
ん?そんなに旨くもないな。てか、「トンカツソースが欲しい!」って感じ。
店の人に聞いてみると、とくにサルサとかはないという。もしよかったらバルサミコ酢をかけて食べてみたら?という話。パサパサなので、とにかく何かカツに染みるものが必要・・・
これが本場の味なのか、この店が特別なのか、ちょっと揚げすぎてパサパサ感が半端ない。
いやでも、薄く伸ばした豚肉のカツだから、こんなもんなのかなぁ。
日本のカツが、普通に旨すぎるのかもしれない。
そんなことを思いつつも完食。
ふーお腹いっぱい~~~~ヾ(●⌒∇⌒●)ノ
「どん!」
と、黄色のドロッとした液体がカラファで置かれた。
僕:「なにこれ?」
店員:「メロンチェッロというレモンチェッロの派生形のお酒よ。もしよかったらどうぞ♫」
いや、さっきから「もしよかったらどうぞ♫」が怖すぎるんですけど・・・
「料理屋は、アルコールで儲ける」ってどこかで聞いたことあるけど、さすがに、これは飲んだらレシートに記載されるに決まっているよね。量も、500mlくらいあるし。。。
で、今日何回目かのフレーズだけど、再度・・・
僕:「これ、有料ですよね?」
店員:「いえいえ、これは店からのサービスよ。メロンクリームの美味しいお酒だから飲んでみて!」
へっ、マジか。こんなことイタリアであり得るのか?
ん、まぁいい、無料といっているし、ボッタくりでもいいや、飲んでみよう!
「こ、これは、旨い!」
食後酒として最高。
アルコール度数が高い酒だけど、二人で一気に飲んでしまった。
と、ちょっとほろ酔いになって休んでいたら、店員が8個くらいデザートが乗った皿をもって席にやってきた。
店員:「これ、ここのレストランで作っているデザートなんだけど、説明いいかしら?」
僕:「あ、これはさすがに有料ですよね?」
店員:「あ、そうそう、どう?」
僕:「あ、それじゃ、説明どうぞ」
と、もう、ここは押し売りっぽかったけど、店員の接客もよかったし、一つ、イチゴソースのパンナコッタ注文してみた。
普段、あまり甘いものは食べないんだよなー。まぁ、イタリア料理では、食後はデザートが付き物だし、まぁ、よいかとスプーンを手に取って・・・
二人で同時に口に入れてみる。。
「旨い!」
本当に、同時にこの一言が口から出てきた。
ちょっと脂っこいものを食べた後ということもあるけど、超絶美味しかった(⌒-⌒)
これにて、本日のディナーはおしまい。
緊張の会計だったけど、本当に注文した料理3品+デザート1個しか請求されていない!!
まじか、このレストラン。神だな。
もしミラノで仕事することがあったら、また絶対にくるぞと思ったくらい大満足のディナーでした。
とはいえ、帰りは、やっぱりパスは面倒くさい。今度来るときは、タクシーで来よう♫
翌日はミラノのアウトレットです!
⇒次回 イタリア新婚旅行 9日目(最終日)ミラノ②
▼自分でホテル航空券手配はコチラ!▼
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません