イタリア新婚旅行 8日目 ミラノ①

07/20/2020

こんにちは。すたじゃ!です。
イタリア新婚旅行紀 8日目 ミラノ① のブログです。

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8日目午前中 特急移動 ベネチア⇒ミラノ

さてさて、ついに居心地がよかったベネチアからミラノへ移動。新婚旅行も終盤です。
ホテルで最後のゆっくりとした食事をとって駅に移動。

特急電車Freccia Rossaに乗り込みミラノへ一直線。

途中「メストレ」という、ヴェネツィアに宿をとらない場合に、宿泊することが多い駅を通過。
きらびやかさもなんにもない、ごく普通の都市じゃないか・・・(-_-;)
ヴェネツィアの対岸にある都市だから、もっと活気あるお洒落な都市だと思っていた・・・

★ ベネチア⇒ミラノ 2人で€39.80!

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これ、座席指定料など全て「コミコミ」の値段ですよー!

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宿泊先:★★★ ホテル ジーニアス ダウンタウン Hotel Genius Downtown



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ホテルは、ミラノでの最大の目的「アウトレット」に行きやすい場所を選んだ。
1日目は午後着。2日目はずっとアウトレットで寝に帰るだけ。
ショッピングが目的で豪華さを望んでいなかった。

Cadorna駅から徒歩で7〜8分で近いのだけど、スーツケースを抱えて石畳をガラガラ引っ張るのは、結構、遠い。それにこういう時に、スリに狙われるわけだから、実際より時間が長く感じる。


入口はまぁまぁ。


フロントも狭いけど、小綺麗。

ヴェネツィアのホテルと比べてはダメだけど、やっぱり格が落ちる。

フロントの従業員は、本当に若い。大学生のアルバイトねって感じ。(実際、アルバイトだと思う)
とは言っても、別に失礼な態度とか、そういうのはないので、不都合はなかった。

部屋チェック!

ローマ、フィレンツェとも同じ三ツ星だったけど、このホテルは最近、改装されたのか新しい。
部屋を開けると、こんな感じ。

結構、広い。部屋のクオリティーは、日本の少し小綺麗なビジネスホテルっていう感じ。綺麗なのが嬉しい。

恒例のバス・トイレチェック!

うん、まぁ、キレイ! でも窓がないので、解放感がなく、暗いなぁ。
シャワーの水の量はちゃんと出るのだけど、ヘッドが固定式。ちょっと減点。

【参考 ヴェネツィアのホテルのバスルーム】

うーん、やはり三ツ星と四つ星ではかなり差がある。窓があると明るくて、清潔感もありますね。

歯ブラシセットは、・・・

分かってはいたけど無い!(^^)

 

評価としては、「中の上」。同じ三ツ星の中では一番上。

★★★ ホテル ジーニアス ダウンタウン

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8日目午後 ミラノ観光 スフォルツァ城とお土産探し。

15:00くらいから観光に出発。ミラノはそんなに観光するとこないんだよなぁということで、スフォルツァ城に行ってみました。

■スフォルツァ城

ホテルから歩いて10分くらいのところにある。かつてレオナルド・ダ・ヴィンチが宮廷画家として勤めていたスフォルツァ家のお城。中にある美術館に入らなければ、市民に開放されているので、写真撮影とお散歩。

スフォルツァ城をバックに記念撮影をしようとしたら、バラの花や、ミサンガ、自撮り棒の物売りがウザイ。

基本、移民の人たちが中心に、路上で近づいてきて物を売ってくるが、要らんものばかり売ってくる。

ウザすぎるので、近づいてきただけで「No thank you」と言ってかわそうとするが、なんだかんだ話しかけてくる。いや、買う気ないし、僕らのする会話の中に急に入ってきて、話を途中で折られるため、だんだん腹が立ってきて、「No!!!!!!!!!」と、断り方も荒くなっていく。

そうすると、相手も人。まだ、ろくに迷惑(笑)もかけてないのに、近づいただけで「No!!!!!!!!!」と言われるものだから、文句を言ってくる。

一度、中国人観光客だと思われて、

“Everyone knows,you are trouble people in the world…"
(みんな知っているけど、おまえらは世界中でトラブルを起こす国民だけどな…)

なんて、捨て台詞を吐かれた。なんで、物売りに、こんなこと言われないとあかんのだ。

これはどうにかしないと、精神衛生上よくない。

■魔法の言葉 「昨日買ったよ!」

そこで思いついたセリフがこれ。

物売り:Selfie, €1? (自撮り棒、1€だよ。)

僕:Sorry I took it yesterday. (ゴメン、昨日買ったんだわ)

物売り:Oh, yesterday? So today? (えー、昨日? 今日は?)☚もう諦めてジョークを言うしかない。

僕:Noooooo!  (笑いながらNoooooo!)

「昨日、買ったよ」で、他の奴に出し抜かれたと思い、もう、それ以上、しつこく言ってこない。(売れなかった自分がタッチの差で負けたとなるのだ)

とくに女性と一緒ににいると「男ならイタリアのロマンチックな場所で花を送れっ!」とばかり花売りが近づいてくる。

こんな時も「いや、昨日買ったんだわ、悪いね」というのは非常に有効だった。

その前は、なに?と言われたり、捨てセリフを吐かれたりしていたけど、この魔法のセリフを言うようになって、全くノーストレス。

なんだったら Have a good travel!なんて言ってくるようになりました(^_^)
とっても有効なので、ぜひお試しあれ。

 

午後、お土産探し

旅行最終日の明日は一日中アウトレットに行っているので、スーパーでお土産を買う時間はない。

空港なんかで買うより、よっぽど安くお土産が買っているので、絶対に市街で買うべき。

スーパーでKnorrのリゾット、クッキー、チョコレートのお土産をたくさん買い込みました。

一旦、ホテルに戻って荷物を置き、夕食に出発!よーし、今日の一番の目的、ミラノ風カツレツを食べにいこう!

 

ディナー L’Immagine Ristorante Bistrot

Trip Advisorで物凄く評価が高い店だし、サイトに載っているレストランの雰囲気の写真や料理を見て、ここしかない!と選んだレストラン。

ところで、ミラノ市街から、かなり遠い。バスで40分くらい。もうミラノと言っても、オシャレさも何にもない住宅地の中に、ぽつんと店があった。もうGoogle 先生がいなければ、たどり着かないのではないかな?と思うくらいの辺鄙な場所です。

中に入ると、洒落たレストラン。こんな雰囲気のよいレストランは、今回のイタリアの旅では初めてかな。

 

来ているお客は、言葉のアクセントから想像するに、アメリカ人のお金を持ってそうな上品なお客ばかり。Trip Advisorで物凄く外人から評価が高い店だからなぁと改めて思った。

さて、メニューを見てみる。

うーん、専門用語ばかりで分からん・・・(・Θ・;)

Tagliataってイタリア語の過去分詞で「切った」という意味だけど、日本語で説明する時、言葉に窮する。とりあえず、「切った肉ね」と説明。料理の専門用語を知らないので、これ以上、説明のしようがない・・・

Filetto(Fillet)ってなんすか? ∑(; ̄□ ̄A (ヒレ肉のことね。。。)

ミラノ風カツレツってイタリア語でなんていうんだー??。もういいや、店員を呼ぼ。

「料理の専門用語がよくわかんないので、スマホの写真で注文しますわ」
笑いながら注文。こういう時、Trip Advisorは本当に役立つ。

Trip Advisor ⇒L’Immagine Ristorante Bistrot

 

【本日のディナー】

・アンティパスト
薄切り牛肉のカルパッチョとルッコラとグラーナチーズ

・セコンド1
トスカーナのヒレ肉のタリアータと、ポルチーニ茸、ポテト、ルッコラの付合せ。

・セコンド2
ミラノ風カツレツ

すべて、「これ」「これ」って指差し注文しただけです(笑)

 

さて、一番苦手なオーダーが終わったところで、このテーブルに元々、置いてある食べ物が気になってきた。なんか色々と置いてある。

「これ食べていいんかな??」

ってか、食べてもいいんだろうけど、当然、食べたらお金払わないとあかんよね。

押し売りかぁーーーー( ̄Д ̄;;

店員に、恐るおそる聞いてみると、これはContornoとして自由に食べていいという。

え、マジか・・・そんな中華飯店みたいな気前のいい店、イタリアのレストランで入ったことないぞ。

 

って言っているうちに、ミートボールがテーブルに。

「え、なんかこれTrip Advisorの写真でみたけど、これ、頼んでいないんだけど」

「店からのサービスよ。もしよかったら、テーブルの乾燥トマトとパンと一緒に食べてみて♫」

え、マジすか・・・ こんなことがイタリアであるのか??

 

もう、いいや、ボッタくりでもしゃーねーなーと諦めて食べてみた。

「う、うまい・・・」

ミートボールも、ちゃんと、ひき肉の歯ごたえがあって、冷凍食品のものをボイルしたようなものではないです。

 

あっという間に、Contorno完食。これはアンティパストをオーダーする必要もなかったかなとも思いました。

と考えている間に料理が運ばれてきた。まずは、トスカーナのヒレ肉のタリアータ

次、アンティパストの牛のカルパッチョ。

おいおい、提供する順番が逆ではないか・・・

てか、セコンドのトスカーナのヒレ肉のタリアータが旨すぎて、薄味のアンティパストのカルパッチョを食べても、全く感動がない。これはこれで、最初に食べたら美味しかったのだろうけど。

とっても残念・・・

この「ヒレ肉のタリアータ」は、「トスカーナの」という形容詞が付いていたから、「えー、ミラノに来て、トスカーナかー・・・」って思っていたけど、そんなことどうでもよいくらいの旨さ。

いや、やっぱり焼いた牛肉はうまい!!!!!!!!!!!

 

テーブルの皿が片付けられて、ついにラスボスの、「ミラノ風カツレツ」登場!

どどーん。

でけーなー(●⌒∇⌒●)

とくにソースもなく塩味のまま食べてみる。

ん?そんなに旨くもないな。てか、「トンカツソースが欲しい!」って感じ。
店の人に聞いてみると、とくにサルサとかはないという。もしよかったらバルサミコ酢をかけて食べてみたら?という話。パサパサなので、とにかく何かカツに染みるものが必要・・・

これが本場の味なのか、この店が特別なのか、ちょっと揚げすぎてパサパサ感が半端ない。

いやでも、薄く伸ばした豚肉のカツだから、こんなもんなのかなぁ。
日本のカツが、普通に旨すぎるのかもしれない。

そんなことを思いつつも完食。

ふーお腹いっぱい~~~~ヾ(●⌒∇⌒●)ノ

 

どん!

と、黄色のドロッとした液体がカラファで置かれた。

僕:「なにこれ?」

店員:「メロンチェッロというレモンチェッロの派生形のお酒よ。もしよかったらどうぞ♫」

 

いや、さっきから「もしよかったらどうぞ♫」が怖すぎるんですけど・・・

「料理屋は、アルコールで儲ける」ってどこかで聞いたことあるけど、さすがに、これは飲んだらレシートに記載されるに決まっているよね。量も、500mlくらいあるし。。。

で、今日何回目かのフレーズだけど、再度・・・

僕:「これ、有料ですよね?」

店員:「いえいえ、これは店からのサービスよ。メロンクリームの美味しいお酒だから飲んでみて!」

 

へっ、マジか。こんなことイタリアであり得るのか?

ん、まぁいい、無料といっているし、ボッタくりでもいいや、飲んでみよう!

「こ、これは、旨い!」

食後酒として最高。

アルコール度数が高い酒だけど、二人で一気に飲んでしまった。

 

と、ちょっとほろ酔いになって休んでいたら、店員が8個くらいデザートが乗った皿をもって席にやってきた。

店員:「これ、ここのレストランで作っているデザートなんだけど、説明いいかしら?」

僕:「あ、これはさすがに有料ですよね?」

店員:「あ、そうそう、どう?」

僕:「あ、それじゃ、説明どうぞ」

と、もう、ここは押し売りっぽかったけど、店員の接客もよかったし、一つ、イチゴソースのパンナコッタ注文してみた。

普段、あまり甘いものは食べないんだよなー。まぁ、イタリア料理では、食後はデザートが付き物だし、まぁ、よいかとスプーンを手に取って・・・

二人で同時に口に入れてみる。。

「旨い!」

本当に、同時にこの一言が口から出てきた。

ちょっと脂っこいものを食べた後ということもあるけど、超絶美味しかった(⌒-⌒)

 

これにて、本日のディナーはおしまい。

緊張の会計だったけど、本当に注文した料理3品+デザート1個しか請求されていない!!

まじか、このレストラン。神だな。

もしミラノで仕事することがあったら、また絶対にくるぞと思ったくらい大満足のディナーでした。

とはいえ、帰りは、やっぱりパスは面倒くさい。今度来るときは、タクシーで来よう♫

翌日はミラノのアウトレットです!
⇒次回 イタリア新婚旅行 9日目(最終日)ミラノ②

 

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