『イタリアの街ガイド』第8回 ナポリ カゼルタ王宮
こんにちは。すたじゃ!です。
▼自分でホテル・航空券手配はコチラから!▼
イタリア旅行コラム『イタリアの街ガイド』
ナポリ カゼルタ王宮
雑多という形容詞がお似合いのナポリから30kmのところに、雄大な王宮が広がる。カゼルタ王宮はイタリアの建造物の中でも異彩を放っている。

スペイン王が建てた宮殿
カゼルタ王宮Reggia di Casertaの建設は、1751年にブルボン家のナポリ王カルロ7世(後のスペイン王カルロス3世)の命令で、お抱え建築家ルイージ・ヴァンヴィテッリ指揮の下に始められた。1780年に完成した宮殿は、1200部屋と34の階段、1742の窓をもっているが全体的に平面的なプランをもつ。そしてこの宮殿の一番の特徴は、内も外も劇場風なことだ。

美しすぎる庭園!
カゼルタ王宮の一番の見所はその広大な庭園であろう。庭園の真ん中にはカナローネと呼ばれる大水路が宮殿の裏側のファサードから一直線に3kmに渡って走っている。この大水路には様々な噴水と彫刻が設けられ、最後は80mの高さの滝でクライマックスを迎えている。
庭園は狩りを神話で表したもの

偶然の出来事だったが、女神は今風に言えば「逆切れ」して、アクタイオンを鹿に変えてしまう。
(右)半分鹿の人間は、「せんとくん」じゃありません(笑) 哀れなアクタイオンは鹿に変えられ、自分の飼い犬に食い殺されてしまいます。なんたる悲劇・・・
このように主題を知っていると、広い庭を散策するにしても、話の話題に困らず、また同じ景色でも違って見えてくる。庭園には「○○の噴水」とテーマをもつ噴水がいくつもあるので、予め下調べしてから実際に訪れるのと、知的好奇心を刺激され、また帰国してからも写真を見返しても鮮明に記憶が甦り、印象深い旅になることは間違いない。
■■ Access ■■■■■

時間: 8:30 – 19:30
切符売り場は 18:45まで。
最終入場時間: 19:00
最終退館時間: 19:25
・王宮の庭園とイギリス式庭園
・イタリアのヴェルサイユ宮殿!世界遺産カゼルタ宮殿 観光ツアー<車+ガイド貸切/午前/日本語/ナポリ発>
▼自分でホテル・航空券手配はコチラから!▼
▼ヨーロッパ美術旅行はコチラサイトがおすすめ▼
Copyright 2018. すたじゃ!(スタイリッシュ・ライフ・ジャーナル)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません